臨獣ハーミットクラブ拳の使い手で、硬い外殻を生かした攻撃と、寄生術を身に付けた拳士。
海の拳魔・ラゲクを師匠と仰ぎ、さらに師弟の感情を超えて愛している。ただしラゲクは、あくまでその感情を利用しているに過ぎない。しかしながら、メレに寄生しようと試みる際に、嬉しそうに抱きついたところを見ると、必ずしもラゲク以外の女性に興味を抱かないわけではないらしい。
ヤドカリよろしく、相手の体内に入り込んで操ることが出来る。それがドカリヤ最大の特徴である。
獣人態は、巨大な巻貝を纏ったヤドカリを各部に配した姿である。右腕は巻貝型のドリルになっている。(声:堀之紀)
修行その17「ゴロゴロ!師弟愛」
修行その18「シャッキンキーン!身体、強い」
臨獣ハーミットクラブ拳ヤドカリの如く、硬い外殻を生かした攻防一体の拳と、相手への寄生の術を特徴とする臨獣拳。
- 本体取奪打ち
- 敵の肉体を奪い、自在に操るリンギ。宿主から宿主へといきなり乗り移ることも可能。ヤドカリをモチーフとする臨獣ハーミットクラブ拳ならではの技だ。
- 巻貝転
- 右手の巻貝状のドリルを、高速回転させて相手を突き倒すリンギ。
- 臨気弾
- 右腕のドリルを撫でた左手から、臨気を練って作り出した弾丸を連続発射するリンギ。
- 巻巻大貝転
- 海中で右腕のドリルをさらに高速回転させて身体ごと体当たりするリンギ。
空の拳魔・カタに、飛翔拳なる側近が存在したのと同様、海の拳魔・ラゲクにも「弟子」であるドカリヤが登場した。
ラゲクを愛するが故、安易に利用されるという、ある意味可哀想なキャラクターだが、寄生の術をはじめとする卑怯さがうまくブレンドされ、堀之紀氏の重厚な声ともあいまって強烈な悪役として完成している。
コメント