臨獣イール拳の使い手で、ぬめりと柔軟性を武器とする拳士。地上で波打つような妙な動きを繰り返す癖がある。
自信家で、自らを最強と称するが、臨気を粘液状にしたものがなければ、その実力自体は大したものではない。
リンリンシーの姿では、ウナギのエンブレムを額にあしらう。
獣人態は、ウナギを巻きつけた青い魚類の姿。表面は常に粘液でぬめっている。(声:難波圭一)
修行その12「ゾワンゾワン!臨獣拳、修行開始」
臨獣イール拳ウナギのような柔軟性で翻弄し、臨気を粘液状にしたもので身体を覆い、あらゆる攻撃を滑らせて無効化する臨獣拳。
- 粘流波
- 臨気を粘液状にし、路面へと大量に流し込むリンギ。道行く人々は粘液の為に滑ってしまい、自由を失う。
- 鰻昇り
- 相手の足元から、全身に絡みつくように昇って行き、相手の頭上から脳天を頭突きで直撃するリンギ。
- 粘流弾
- 粘流波を凄まじい勢いで発射し、相手を流し去ってしまうリンギ。
- 鰻締め
- 相手に巻きつくようにしがみつき、凄まじい力で締め付けるリンギ。
体表がヌメヌメしていて、攻撃を無力化するという発想は、東映特撮TVシリーズではおなじみ。しかしながら、地表をクネクネと舞う様子は、ウナギの臨獣拳士というアイデンティティを見事に体現した、秀逸のアクションで目新しい。何故か眠そうに見える獣人態の表情も情けなくていい味を出している。
難波圭一氏というキャスティングも見事で、氏の芸の幅広さを堪能できる。
コメント