熱、痛み、寒さ、痺れ、吐き気を司る、臨獣殿・地獄の五毒拳の一人で、臨獣ゲッコー拳の使い手。
想定外の反応と攻撃、「対応不能の惑乱者」。
リンリンシーの姿では、ヤモリのエンブレムを額にあしらい、緑の長布を纏う。
獣人態は、装飾の少ない不気味な姿。ヤモリの顔面が胸部を飾る。手裏剣を素早く取り出し、敵に投げつける攻撃を得意とする。
地面を歩く者を見下し、自分だけが歩きまわれる面を「自分の世界」と称する。技のセンスの無さが最大の弱点。
後にブラコの真毒によって命を与えられ復活。理央打倒の為に利用される。(声:坂口候一)
修行その4「ゾワゾワ!五毒拳」
修行その5「ウジャウジャ!どーすりゃいいの?」
修行その6「ジュワーン!って、何?」
修行その9「ケナケナの女」
臨獣ゲッコー拳ヤモリのパワーを持つ臨獣拳。壁や天井を自在に這い回り、瞬時にあらゆる場所へと移動する運動能力を発揮する。
- 微毛脚
- ヤモリの微毛のように臨気を足の裏に集中させ、あらゆる場所を歩き回るリンギ。
- 乱れ手裏剣
- 複数の手裏剣を、予測不可能な場所から矢継ぎ早に投げ込むリンギ。「手裏剣ババンバ」と叫びつつ投げる。
- 速生腕
- トカゲの尻尾の如く腕を切り離し、すぐさま腕を再生させる秘伝リンギ。自身曰く「正に奥の手」。
色々な場所を自在に動き回るという、特殊効果向きのキャラクター。そのアクションは、古くは東映版スパイダーマンあたりにオリジンを求めることが出来よう。
獣人態は、ヤモリというアレンジし難いモチーフをうまく料理し、装束的な意匠を配置。「ヤモリ怪人」というよりは「ヤモリ拳士」といった風情が漂う。胸部に配されたヤモリ頭部は、ちょっと可愛らしい。
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