バンダイ 1/12 ボバ・フェット

 スター・ウォーズの1/12シリーズも色々と出揃っていますが、メカ群に比べるとラインナップの少なさは否めないところ。本編ではヒューマノイドのキャラクターが多い上に、素面のメインキャラクターが多くを占めるのでプラモデルになりにくいようです。

 S.H.Figuarts等の完成品トイでは、多くのジェダイやソロといった人間キャラクターが多数商品化されています。プラモデルでも展開して欲しいところではありますが…。

 さて、ボバ・フェットは言わずと知れたスター・ウォーズの大人気キャラクター。実のところ登場シーン自体は非常に少なく、エピソード6では大した見せ場もないまま不本意な退場を果たしてしまうといった具合で、扱いは悪いです。

 しかし、妙にファンを惹き付ける魅力があり、エピソード2ではその誕生の秘密が描かれたり、今後スピンオフでの登場の話があるなど、ファンの情熱は確実に制作側に響いたようですね。

 人気キャラクターのボバは商品化の機会も豊富で、そんな中でのプラモデルという意外性は、確実にスター・ウォーズファンのモデラー心をくすぐったと思います。



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バンダイ ビークルモデル 005 Yウイング・スターファイター

 手のひらサイズで超絶ディテール、スター・ウォーズ・ビークルモデルの第5弾は、Yウイング。

 エピソード4時点では既に旧式のスターファイターという設定で、おおよそのメカが剥き出しになったデザインは、強烈な印象を残します。後にエピソード1〜3におけるポッドレーサーなどにもその雰囲気が継承され、同質のテクノロジーが連続している世界観に裏付けが行われました。

 いわゆるネイキッドスタイルなので、そのディテール密度も相当なものになるわけですが、そのあたりはさすがビークルモデル。同シリーズのラインナップ中でもダントツの密度を誇ります。

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バンダイ ビークルモデル 004 ファースト・オーダー タイ・ファイター セット

 STAR WARS ビークルモデルの第四弾としてリリースされたのは、「フォースの覚醒」に登場したファースト・オーダー仕様のタイ・ファイター。しかも、スペシャル・フォースとノーマルの2機セットという、なかなかボリューミーなキットです。

 伝統的なタイ・ファイターに酷似したシルエットを持ちながら、細部に様々な差異がある点は、レジスタンスのXウイングなどと同様の方向性を示していますが、こちらは特に色を反転させるという手法での差別化が、より強い印象を与えています。

 劇中では、ポーがフィンと共にファースト・オーダーを脱出する際に奪取するといった重要なシーンでの活躍が見られ、その高性能ぶりをポーのセリフでも表現し、ファースト・オーダーの脅威を巧く提示していました。

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バンダイ ビークルモデル 003 Xウイング・ファイター ポー専用機

 スター・ウォーズのビークルモデルは今のところすべて購入しているのですが、積みプラ化しているので少し製作ペースを速めているところです(笑)。

 ナンバリング・エピソードとしての最新作「フォースの覚醒」に登場するレジスタンス仕様のXウイング。最初にデザインを見たときは、昔のXウイングとシルエットがあまり変わらない印象で、「その先」が見たかった私としては少々残念にも思われたのですが、立体物を手に取ってみると、その洗練された魅力の虜になりました。

 個人的に最も好きな部分は、ウイングを閉じた際に面一になるというギミック。このシャープさにすごく惹かれます。

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バンダイ ビークルモデル 002 Xウイング・スターファイター

 バンダイのスター・ウォーズ商品、とりわけプラモデル群は活気がある印象ですが、そのプラモデルの新ラインである「ビークルモデル」は、小サイズの箱スケールモデルながら、その細密なモールドでスケール感を惑わせる面白いシリーズとしてスタートしました。

 スター・デストロイヤーと同時リリースとなった、このXウイングは、バンダイとしては先発の1/48や1/72といった大中型モデルを、そのまま縮小したかのような密度感で、スター・ウォーズファンや模型ファンにアピールしました。

 Xウイング自体は、スター・ウォーズを象徴するメカニックの一つであり、最新作「フォースの覚醒」でもそのマイナー・チェンジ版が登場するなど、人気の高い機体です。国内外問わず、多くのメカデザインに影響を与えました。

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バンダイ ビークルモデル 001 スター・デストロイヤー

 メカコレフォーマットは、遂にスター・ウォーズのメカニック群にまで拡大。シリーズ名こそ「ビークルモデル」ですが、同寸の箱(しかも上蓋の裏がインスト)に入った箱スケールモデルという点で、メカコレシリーズの一環と考えて差し支えないでしょう。

 バンダイのプラモデルにおいて、スター・ウォーズのメカニック群は、既に1/72スケールや1/144スケールにて多数のラインナップが展開していますが、そのフォーマットでは展開しづらいものも本編には登場していますので、このビークルモデルでその辺りがフォローされることを期待してしまいます。

 また、小箱スケールならではの低価格も嬉しく、さらには小モデルであることを感じさせない精密さが売りになっているということもあって、商品展開の勢いといったものを感じます。

 第一弾としてリリースされたのは、まさかのスター・デストロイヤー。確かに縮尺を決めるのが難しいメカニックです(笑)。まずは小型モデルであることを感じさせない超細密モールドで、シリーズのインパクトを感じてもらおうという配慮なのでしょう。そして、それは見事図に当たっています。

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バンダイ 1/12 ストームトルーパー

 スター・ウォーズ関連のバンダイプラモは、引き続き順調に展開中。

 このストームトルーパーを作っている間にも、スカウトトルーパーにサンドトルーパー、ボバ・フェットといった具合に、続々とラインナップが充実し続けています。

 このストームトルーパー、やはり1体だけだと寂しい感もありますが、数を買うには値が張りますし、何個も同じものを作る気力も暇もないので、とりあえず1体のみ購入して完成。まあ、同型を増やそうと思えばサンドトルーパーもありますしね(?)。

 ただ、値段を度外視して数を揃えようと思えば出来てしまいそうなくらい、組みやすさ、塗りやすさに関しては一級品でした。極端な話、パチ組みでもあまり塗装後と完成度が変わらないという…。

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バンダイ 1/12 ダース・ベイダー

 続々とラインナップを増やし続けている、バンダイのスター・ウォーズ・プラモデルシリーズ。今回はスター・ウォーズのアイコンの一人でもあるダース・ベイダーを作りました。

 やはり人気があるのか、私が欲しくなった時には品薄状態で、三軒まわってやっと入手したくらいです。

 ダース・ベイダーの強烈なキャラクター性は多方面に影響を与え、日本の戦隊でも「サンバルカン」のヘルサターン総統のデザインや造形に直接的な影響が見られたり。

 オリジナル・トリロジーでは、悪辣非道の限りを尽くし、最終的にジェダイへと帰還するアンチ・ヒロイズムの極致ともいうべきキャラクターでした。プリクェル・トリロジーでは、そのオリジンが描かれました。いずれにせよ、スター・ウォーズ・サーガの中心に居るキャラクターです。さて、シークェル・トリロジーではどうなるのでしょうか。

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バンダイ 1/12 C-3PO

 R2-D2 & R5-D4に続いて、C-3POです。

 C-3POとR2-D2の名コンビは全作で見られ、恐らく次回作「フォースの覚醒」でも見る事が出来るでしょう。人間に理解出来ない電子音で意志を示すR2と、それを翻訳して我々に説明してくれる3POのコンビは、いわば狂言回しですが、独特のキャラクター配置によって強烈な印象を残します。

 バンダイのスター・ウォーズキットは、R2だけでやめておこうかと思っていたのですが、やっぱりこの3POと並んでいる処が見たくなり、某家電量販店のポイントを駆使して購入。メッキキットなので、他のキットよりも割高となっています。

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バンダイ 1/12 R2-D2 & R5-D4

 エピソード7にあたる「フォースの覚醒」の公開が迫り、にわかに盛り上がってきたスター・ウォーズ。

 スター・ウォーズのキットと言えばファインモールドという図式が出来上がって久しい処ですが、遂にバンダイが版権を取得。ガンプラ等で培った数々の技術をフルに投入し、プラモデルシリーズを展開する事となりました。

 まずは、スター・ウォーズシリーズのマスコットキャラとして燦然と輝く存在・R2-D2がどうしても欲しくなり、このキットに手を出した次第です(まあ、それが間違いの元で、芋づる式に他のキットにも手を出す事になるのですが…)。

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