ウルトラシリーズのメカコレ第三弾は、大方の予想を良い意味で裏切った「特殊潜航艇S号」。ウルトラマンの第一話で「特殊潜航艇S16号」としてデビューして以来、都合三隻が登場。後発の二隻はそれぞれ、S21号、S25号となっていました。
S16号が第一話でビートルに搭載されて竜ヶ森湖まで運ばれ、ベムラーを空海二面攻撃する様子は、特殊装備で怪獣に対処する科学特捜隊の近未来感を印象付けるのに一役買っていました。ウルトラマンと一心同体となった後のハヤタ隊員初の活躍が、この特殊潜航艇S16号に搭乗してのものだったという点も外せません。
カラーリングはビートルとの統一感が担保され、トータルイメージの構築に貢献しています。流線型のラインから漂う近未来感も抜群です。