バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 03 特殊潜航艇S号

 ウルトラシリーズのメカコレ第三弾は、大方の予想を良い意味で裏切った「特殊潜航艇S号」。ウルトラマンの第一話で「特殊潜航艇S16号」としてデビューして以来、都合三隻が登場。後発の二隻はそれぞれ、S21号、S25号となっていました。

 S16号が第一話でビートルに搭載されて竜ヶ森湖まで運ばれ、ベムラーを空海二面攻撃する様子は、特殊装備で怪獣に対処する科学特捜隊の近未来感を印象付けるのに一役買っていました。ウルトラマンと一心同体となった後のハヤタ隊員初の活躍が、この特殊潜航艇S16号に搭乗してのものだったという点も外せません。

 カラーリングはビートルとの統一感が担保され、トータルイメージの構築に貢献しています。流線型のラインから漂う近未来感も抜群です。



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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 02 ウルトラホーク1号

 ビートルと同日リリースとなったのは、やはりウルトラシリーズを代表するメカであるウルトラホーク1号。人気作「ウルトラセブン」に登場するメカということで、順当なセレクトと言えるでしょう。

 丸みを帯びたシルエットが守護者としての温かみを持つビートルに対し、こちらは鋭角的なシルエットによってクールな印象を与えており、より攻撃的であると言えます。

 また、劇中ではα〜γ号に分離・合体するギミックを披露。残念ながら当キットの素組では再現出来ない仕様ですが、そこまで手をかけることなく分離状態を再現出来そうなパーツ構成でした。

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バンダイ メカコレクション ウルトラマンシリーズ 01 ジェットビートル

 「宇宙戦艦ヤマト」で有名な箱スケールシリーズ、いわゆる100円ヤマトが、「宇宙戦艦ヤマト2199」に合わせ現代の技術で復活。価格は上がりましたが、色プラ&スナップフィットという組みやすさ重視のフォーマットと、不足ないディテール再現でヒットしたようです。

 それを受けて、ウルトラメカも同フォーマットで展開しようという、何とも嬉しいシリーズが、この「メカコレ ウルトラマンシリーズ」。低価格のミニサイズながら、徹底した設定考証の結果、的確なスタイリングを実現しています。

 ジェットビートルは初代「ウルトラマン」を象徴するメカニック。「妖星ゴラス」に登場した国連VTOL機が元になってはいますが、既にジェットビートルの方が有名ですよね。

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