リクエストにお応えして、少し前に完成していたスーパーミニプラ・ザンボット3をご紹介します。
「無敵超人ザンボット3」は言わずと知れた富野由悠季監督作品であり、日本サンライズの自社制作第一弾のロボットアニメとなります。ある意味、後の「ガンダム」よりも重いテーマを扱っており、特に終盤にかけて悲惨な描写も多くなりますが、少年パイロットを中心とするカラッとした活劇もまた魅力であり、却ってその落差が衝撃を与える作品となっています。
放映当時、プラモデルが発売されたという話は寡聞ですが、後年いわゆるガンプラブームに乗る形ではありますが、アオシマよりサンライズ作品群の一つとしてキット化されました。伝統のミニ合体や先行のガンプラフォーマットに則った大小のアニメスケール、劇中ギミックを再現する方向にシフトした合体ロボットシリーズなど、現在の目で見てもなかなか魅力的なラインナップでした。
その後は同じアオシマからガレージキット風味のキットが発売されたりしましたが、なかなかプラキットとして商品化される機会はありませんでしたね。