バンダイ ベストメカコレクション No.21 1/144 ジオン軍水陸両用モビルスーツ シャア専用 ズゴック

 直近の再販時、シャア専用ズゴックは入手できず、代わりに量産型をシャアのパーソナルカラーに塗装しようと思っていたのですが、偶然にも某所で見かけたので購入。晴れて量産型は量産カラーで完成することとなりました。

 ある意味ヒロイックでもあったシャア専用ザクとは異なり、こちらはモンスター然としたシルエットのズゴックを赤くしたものでありながら、劇中では、初登場時に無類の強さを発揮する恐ろしいモビルスーツとして描かれた(しかもシャアの「現場」復帰直後でした)ので、人気を獲得しました。

 ベストメカコレクションでは、量産型の後、何故かナンバーに結構な隔たりがあるんですよね。



“バンダイ ベストメカコレクション No.21 1/144 ジオン軍水陸両用モビルスーツ シャア専用 ズゴック” の続きを読む

バンダイ ベストメカコレクション No.10 1/144 ジオン軍モビルスーツ 水陸両用ズゴック

 伝統的な悪役メカのスタイルを踏襲しつつ、主人公メカと同じカテゴリーに属する工業製品というバックボーンにより、その価値を高めた例が、ジオンの水陸両用モビルスーツ群でしょう。

 その前提にはザクが存在するわけですが、このようなモンスター的なシルエットを持つメカニックが商業ベースに乗りにくい現在の状況を見るに、やはりブーム華やかなりしファースト時代の登場メカには、特別な魅力があるということなのかも知れません。

 純粋な人型でないモビルスーツに関しては、キットがリニューアルされても基本的なシルエット(印象)はあまり変わらない傾向があるので、その辺りに魅力の源を求めることができるかも知れませんね。

“バンダイ ベストメカコレクション No.10 1/144 ジオン軍モビルスーツ 水陸両用ズゴック” の続きを読む

バンダイ ベストメカコレクション No.9 1/144 ジオン軍モビルスーツ 改良強化新型グフ

 以前にも作りましたが、またまた最近のやり方で作りました。なんだかんだでベストメカコレクションの中では一番作っている気がします(笑)。

 初ガンプラは、何故かガウ攻撃空母だった覚えがあります(多分モビルスーツは品薄だった)が、初モビルスーツキットはこの1/144グフでした。

 HGUC新版など、良いキットが色々ありますが、「いかにもな」グフはやはりこれだと思う次第。

“バンダイ ベストメカコレクション No.9 1/144 ジオン軍モビルスーツ 改良強化新型グフ” の続きを読む

バンダイ ベストメカコレクション No.6 1/144 ジオン軍モビルスーツ シャア専用ザク

 シャア・アズナブルの渾名「赤い彗星」を体現した、量産機のチューンナップカスタム機。そのミリタリー感覚溢れる設定とマンガチックな演出、双方が非常に巧くマッチしたのが、いわゆる「シャアザク」でしょう。

 その後も劇中では、同様の設定で何機か乗り継いでいくシャアの姿が見られます。

 現在に至るまで、数多くのカテゴリで商品化されているシャアザク。その原点たる商品が、このベストメカコレクション版になります。

“バンダイ ベストメカコレクション No.6 1/144 ジオン軍モビルスーツ シャア専用ザク” の続きを読む

バンダイ ベストメカコレクション No.4 1/144 RX-78モビルスーツ 機動戦士ガンダム

 ようやく連投も最後です。現在、旧キットの1/144シャアザクを作っていますが、まだまだ先になりそうです。

 先日のガンダム旧キット祭りは、なかなかハードな争奪戦となり、コア・ブースターは入手できず、シャア専用ズゴックも手に入らなかったので量産型で手を打つといった具合でした。アレンジが先鋭化しているファースト系キット群に食傷気味なモデラーが、旧キットに回帰していくのは興味深い現象ですね。

 このキットは子供の頃を含めると作るのは4回目くらいですが、今回ようやく納得できるRX-78を入手できたような気がします。

“バンダイ ベストメカコレクション No.4 1/144 RX-78モビルスーツ 機動戦士ガンダム” の続きを読む

バンダイ 1/144 ガンダムRX-78 GP02A

 Gガンダム以降の、複数ガンダムが出てきて戦うという「定番」の嚆矢となったと評される0083。

 GP02Aはガンダムの記号を持ちながらジオン系のシルエットを持つという、「悪役ガンダム」に相応しいデザインを施された秀逸な「キャラクター」です。その代わり、良いプラモデルにあまり恵まれない難しいMSでもあります。

“バンダイ 1/144 ガンダムRX-78 GP02A” の続きを読む

バンダイ 1/144 ガンダムRX-78 GP01-Fb(フルバーニアン)

 数あるガンプラ旧キット群の中でも、0083の旧キットはすこぶる評判が悪い。直前の0080シリーズが意欲的なギミックと組み立てやすさ、秀逸なスタイリングで高い評価を受けたことで、後続作品への期待も大きかったわけですね。

 OVAのとんでもない完成度の高さに比して、キットシリーズはかなり見劣りするものでした。特に初期の2体であるGP01とGP02Aは、色分けもギミックも不十分で、「価格を抑えるための仕様」と謳われている割には高いという、なんとも形容しがたい内容でした。

 劇中、このFb仕様は、GP01に宇宙戦用の装備を急遽追加したものとして登場。汎用性の高さを描写していました。

“バンダイ 1/144 ガンダムRX-78 GP01-Fb(フルバーニアン)” の続きを読む

バンダイ 1/144 Gディフェンサー

 「カツの棺桶」などという不名誉極まりない呼称が流布されているGディフェンサー。以前、HGUCのスーパーガンダムを作成しましたが、今度は旧キットに挑戦。

 旧HGのMk-IIも当キットとドッキング可能になっていましたが、当時は塗装が苦手だったため、塗装必須な当キットには手を出していませんでした。

 ファースト時の艦船・メカ類のキットは、「ヤマト」直後ということもあって非常に評価が高く、現在の目で見ても高い完成度のキットばかりです。「Zガンダム」期ともなると、当然ながらメカ系よりもモビルスーツに主軸を移すこととなり、艦船はわずかにアーガマ一隻のみがキット化。このGディフェンサーも貴重なメカ系キットの一つとして発売に至りました。

 「やや中途半端なGアーマー」というのが、最大公約数的な印象だと思っていますが、Gアーマー系とフルアーマー系の折衷というところが「発明」なんですよね。合体したまま飛行形態もモビルスーツ形態もとれるわけですから。

“バンダイ 1/144 Gディフェンサー” の続きを読む

バンダイ 1/144 ダブルゼータガンダム

 元祖・変形合体ガンダムであるZZガンダム。

 そのギミックの完成度は、当時の傑作1/100キットで実証され、同時期のハイコンプリートモデルが、1/144スケールでありながらほぼ完全変形合体を可能にするなど、Zガンダムの難点をトイ寄りでクリアしていました。

 その後、「組み立てるハイコン」と称された旧HGに続き、MG、HGUC、そしてMG Ver.Kaといった具合にリメイクされましたが、常にその特徴的なギミックが搭載され続けており、機体そのものよりも機構の方に人気があると言っても過言ではありません。

 確かに、歴代ガンダムに比べてファットに見えるシルエットや、ケレン味を追求したスタイリングには好き嫌いが生じやすく、アニメ本編そのものが醸し出すコメディとシリアスのカオスな雰囲気への受容性も相俟って、色々と損をしているMSなのかも知れません。

 しかしながら、連邦 VS ジオンに再整理されたMS群はどれも魅力的ですし、観るのにあまりパワーが要らないシリーズでもありますので、その底力を再発見してみてはいかがでしょうか。

“バンダイ 1/144 ダブルゼータガンダム” の続きを読む

バンダイ 1/144 ゼータガンダム

 個人的に何故か盛り上がっているZ期の旧キット。手を出すときりがないので、とりあえずZZにおけるガンダムチームに限定しています。

 3体目はゼータガンダム。当時はジャンボサイズの1/60、フルアクションを謳う完全変形の1/100、当1/144、ミニサイズの1/220がラインナップ。後年、旧HGのウェイブシューター仕様でのリメイク、MG1.0、MG2.0、PG、初期HGUC、新版HGUC、RGといった具合に、何度もリリースされている人気MSです。

 変形MSという性格から、様々な解釈が盛り込まれてアレンジされ続けているため、(個人的な感想として)実は「決定版」と断言できるキットがないジレンマも。どのキットもそれぞれの良さがあり、常に格好良さが追求されているのは間違いないのですが…。

“バンダイ 1/144 ゼータガンダム” の続きを読む

バンダイ 1/144 百式

 「Zガンダム」における、エゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉専用機として人気の高いモビルスーツ、それが百式です。

 ゴールドに彩られた派手なボディが、クワトロことシャア・アズナブルの趣味に合致しているようにも感じられ、その統一感がキャラクターの妙味を引き出していました。百式自体は、次作の「ガンダムZZ」にも登場し、ガンダムチームの中の一機として引き続き活躍しました。

 HGUCで早期にリメイクされ、その際はいきなりメッキ仕様でのキット化となりインパクトがありましたね。近年になってREVIVE版でリニューアルされるなど、機体人気は相変わらず高いようです。

“バンダイ 1/144 百式” の続きを読む

バンダイ 1/144 ガンダムMk-II

 かなり前、HGUC初版を組みましたが、その時、旧キットについて「お世辞にも出来の良いキットとは言えませんでした」などと書いておりました。

 申し訳ございません! その認識は完全に改めます。

 RGや新版HGUCがどんどんスタイリッシュになっていくのを横目に、Mk-IIってもっと無骨だよな…と思い、ふと、数十年前に挫折した旧キットを思い出した次第。どうにかして(安価で)入手し、あれやこれやの積みプラを放置して早速製作。道具も塗料も飛躍的に進歩した現在に、それらを用いて作る旧キット。ワクワクが止まりません(笑)。

“バンダイ 1/144 ガンダムMk-II” の続きを読む

バンダイ 1/100 ガンブラスター (ガンイージ)

 遂にRE/100でガンイージが発売されることになりましたね。MGでは訴求力が弱いMSに関しては、RE/100としてリリースするというスタンスがはっきりしてきた様な気がします。

 まだガンブラスターの報はなく、プレバンではないかとファンをやきもきさせていますが(笑)。

 ガンイージは、当時「ザク色のガンダム」というイメージで、結構驚いた記憶があるMS。後半登場のガンブラスターはその改修型ですが、本体はほぼリカラーのみという潔さも鮮烈でした。よりガンダムに近付いたカラーリングがこれまた新鮮でしたね。

“バンダイ 1/100 ガンブラスター (ガンイージ)” の続きを読む

バンダイ 1/100 HG V2ガンダム

 新しいスーツV2!

 ということで、Vダッシュに続いてV2を購入していましたので、すぐに取りかかって完成させた次第です。

 地味ながら機能的でシンプルなデザインが印象的なヴィクトリーに比べ、こちらはケレン味溢れたヒロイックなデザイン。アンテナと胸部がそれぞれV字になっており、分かり易くV2の名を表しているのが特徴です。劇中でもウッソの目覚ましい能力向上と相俟って、ほぼ無双の活躍を見せたためか、かなり人気の高いモビルスーツとなりました。

 変形ギミックはヴィクトリーと比べてシンプルになっており、細かい部分が大胆に省略されたため、プラモデルにも落とし込みやすいものとなりました。その証拠として1/60のHG-Ex版では完全変形を成立させています。

 後々設定画を踏襲したMGが登場することになりますが、この旧1/100は劇中でのスタイリングをそのまま立体化したような雰囲気を持っており、V2のプレーンな魅力を味わえる逸品です。

“バンダイ 1/100 HG V2ガンダム” の続きを読む

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #21「敵か味方か、乗るか乗らないか」

 ノエルの人を食ったような言動を具に確認できる秀逸な回となりました。初登場で謎を提示し、二話目でその謎を深めてしまう罪深さ(笑)。

 どちらも裏切らず、どちらも騙し、どちらも信用させる。まさしくスパイの鑑! 彼の正体に関する情報は劇中でいとも簡単に開示されまくっていますが、結局のところ真の正体はよく分からないというのが良いです。

“快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #21「敵か味方か、乗るか乗らないか」” の続きを読む

Return to Top ▲Return to Top ▲