バンダイ 1/72 オーラバトラー・ゲド

 ダンバイン・プラモ再販祭りの喧噪も冷めやらぬ今日この頃。再販情報が飛び交う前に、オークションでほんの少し高値で手に入れたゲドを作っておりました。

 このゲドのキット、何故か「ピネガン用」と冠されておりますが、劇中では一切搭乗していなかった筈。ピネガン・ハンムが出て来る話からちょっと後に、頼りない城の守りとして大挙登場した「やられメカ」、それがオーラバトラーの元祖・ゲドでした。

 やられメカの美学と言いますか、「ガンダム」でもザクのように独特の魅力を持ったものは珍しくありませんが、このゲドも意外と人気があるように思います。もっとも、「エースパイロットの駆るザク」という類の魅力は劇中で全く披露されませんでしたから、「通好み」の範疇を出ていないわけですが。

 当時のキットとしては、1/72シリーズの折り返し地点に位置するので、それまでの反省点等を踏まえた構成になっている…わけでもなく(笑)。しかしながら、次のバストールの兆しが見えるような的確さは随所に見られます。



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