リリースはMP-14 アラートと前後してしまいましたが、マスターピース・第13弾のサウンドウェーブです。
オリジナルのトイ自体、元々出来が良く、アニメ劇中でのクールなイメージも突出して格好良かった為か、サウンドウェーブはコンボイやメガトロンと並ぶ人気キャラクターとなりました。長らくマスターピース化が望まれていましたが、多数の要望の元、ようやくリリース。
リリースされたマスターピース版・サウンドウェーブは、そのスタイリングや量感(オリジナル・トイのブロードキャストとほぼ同じ大きさ)、新設計のマスターピース・コンドル付属という豪華な仕様によって、満足度の非常に高いものになりました。
変形プロセスも、しっかりとしたボックス型になるよう、細部の動きが熟慮されていながらも、過程で次の変形工程が見える絶妙さを持ち合わせており、見事です。
新旧カセットロンを3枚内部にセット出来るプレイバリューの高さも秀逸。ただし、イジェクト機構には少々粗さがあって、引っかかってイジェクトされない現象が、割と頻繁に起こります。まぁ、本体をシェイクすればカバー出来るので、致命的な欠陥とまでは言えないと思います(笑)。
一方のコンドルですが、旧トイではレーザーキャノンが着脱式で、カセットモードでは余剰パーツになるのに対し、今回はマスターピースらしく、差し替えなしの完全変形を実現。旧トイと同サイズでレーザーキャノンを含めた完全変形を実現するとは思ってもみなかったので、ある意味サウンドウェーブよりも衝撃でした。
今時、マイクロカセットテープも、そのプレーヤーも、実物を見かける事は稀ですが、それらを今商品化出来るキャラクター人気の高さには、今更ながら驚きますよね。