バンダイ 1/144 RG ガンダム

 えー、予告通り(?)、RGをパチ組しました。

 かつて、現在のHGの礎となった、いわゆる元祖「HG」がありましたが、その最初のアイテムであるRX-78-2 ガンダムが登場した時。そして、MGの第一弾であるRX-78-2 ガンダムが登場した時。その二つのシリーズ誕生の瞬間に近い驚きが、このRG第一弾にはありました。

 HGガンダムを組んだ時期、私は全くのパチ組派であり、システムインジェクションで細部まで色分けされたパーツ構成に度肝を抜かれ、また、当時としては革新的な関節可動域とスタイリングに感激したものです。

 MGガンダムが登場した時も、まだパチ組派でしたが、パチ組だけでも充分満足出来るキットでした。しかし、MG黎明期の頃から、徐々に塗装に対する欲求が出始めたのも確かです。何しろ、1/100ですから、塗装すれば完成度がグッと上がってくるわけです。

 そして、塗装派となった今、RGをパチ組してみました。凄いキットでした。どのパーツを組んでいるかが、組み上がるまでボンヤリしているという、面白い体験が出来ました。本当に、究極のパチ組キットだと思います。

 しかしながら、パチ組ならではの悩みも多数。ゲート跡が残りにくいと謳いつつも、実際にはそうでもなかったり、パーツの目立つ部分全てにアンダーゲートが採用されているわけでもなく、結構ぞんざいな箇所もあったり。結局、パチ組だけで綺麗に仕上げようとすると、トップコート前提でペーパーがけを800〜2000番で順番にかけていったりと、サフなし塗装に匹敵する手間が必要です。今回、私はそこまでやりませんでした(笑)。

 また、マーキングシールも良い素材を使ってはいるものの、やはりシールはシールであり、タンポ印刷や転写式、スライドマークには及びません。小スケールであるが故に、「シールであること」が余計に目立つというわけです。

1/144 RG ガンダム



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