続いて、MP-10コンボイのビークルモードを紹介。
MP-1は、旧トイのアップデートをする上でバイナルテックの機構を持ち込み、様々なパーツ移動を駆使してトランスフォームをまとめていました。この機構は非常に優秀で、このMP-10もかなりの部分でそれを参考にした形跡があります。
MP-1は現在の目で見ても、ビークルモードの完成度がかなり高いと思いますが、今回のMP-10のビークルモードは、それを更にブラッシュアップし、しかもシンプルに再構成しているので、より完成度が高くなっています。特に、脇腹から背中にかけて畳まれているパーツのロック機構が非常に優秀で、ビークルモードの面一感を高めています。
手順がシンプルになった代わりに、クリアランスがタイトになった部分も見受けられますが、その部分は絶妙な設計になっていて、手順を誤らなければ全く支障のないレベルでまとめられています。逆にそのクリアランスのタイトさが、ビークルモードのまとまりを高めているとも言えます。
MP-1をお持ちの方は、比較してみると色々と発見があります。今回、手順がかなり取捨選択されていて、別途必要な手順が足されている感じになっており、更に旧トイの良い部分も取り入れられていたりして、面白いです。