私、プラモの塗装はベランダでやるので、梅雨時期には滞ってしまうんですが、何とか合間を縫って作りました。
「ザンボット3」に続き、順当に「ダイターン3」が完成。
このキット、ザンボットよりはプロポーションが良く、個々のパーツの再現度もなかなかのもの。説明書の完成写真は試作品を塗装したものなので、絶句モノなのですが、実物はかなりいい感じに組み上がります。
ただし、ヒケはザンボットのキットより酷く、たくさん埋めてたくさん削りました。塗装は胴体部のマスキング地獄以外は、かなり楽な感じでした。
ダイターン3は、サンライズ黎明期ならではの作品というか、作画もあまり安定しておらず、演出もキレていたりモッサリしていたりと、安定しないのですが、個々のエピソードのバラエティ感の高さは、後続作品を見渡しても、あまり例がありません。何度見ても面白い、それがダイターン3だと思います。ザンボットとダイターンが両極端を示しているからこそ、その後の富野作品が自由に(実際はそうでもなかったようですが)振る舞えたような気もしますね。