特撮関連では主にウルトラメカをラインナップしてきたメカコレシリーズに、新ラインとしてライダーマシンが登場。メカコレフォーマットでどのような構成のキットをリリースするのか、発売前から大いに興味をかき立てられるものでした。
世に放たれたキットは、メカコレの名に相応しい組み立て難易度と完成度を備えた、正に作って揃えて楽しいプラモデル。食玩の「ザ・ライダーマシン」を最後に、フジミ製の本格モデル以外、手軽に入手出来るライダーマシンのキットは皆無だったため、非常に嬉しいものがありますね。
新サイクロンは、「仮面ライダー」後半に登場するニューマシンであり、確か劇中では単に「サイクロン」と呼称されていたように思います。何故か元祖ポピニカにもラインナップされていなかったりして、当時のマーチャンダイジングが映像コンテンツと「疎」であったことを想像させます。
旧型のサイクロンに比べ、ヒーロー性を増したデザインとなった新サイクロンは、様々な機能を搭載したスーパーマシンとして描写され、仮面ライダーというキャラクターの比重が名前のとおりバイクにあったことを物語っています。