積みプラ消化!
ということで、今回は300円のホワイトベース。特にギミックはなく、極小V作戦セットが付くわけでもない、至って普通の宇宙艦船キットですが、実に美しいフォルム。
ベストメカコレクションは、やはり全般的にモビルスーツよりも艦船や戦闘機系のキットの方が、様々な面で優れています。それはまあ当然の事で、関節可動ギミックも不要だし、「形状の正解」を設定画に求めれば、ほぼ巧くいくという側面があるからです。
このホワイトベースは、各パーツのど真ん中に合わせ目が来る悩ましいパーツ構成でありながらも、割と色分けは容易で、モールドも適度な密度。省略されている部分は多々ありますが、私はいわゆる「木馬の口の部分」を掘るだけで十分だと思いましたよ。
合わせ目は入念に消しておきます。所々ヒケが目立つ部分もあるので、それも埋めておきます。ただ、処理している途中で後部が割れてしまい、そこはやや見苦しい結果に…(笑)。
塗装はいつもの手順で。
黒サフ、GXクールホワイトでのグラデーションパターン吹き、その上から各カラーを吹きます。今回、ブリッジ関係の黄色い部分には、メタリックカラーを使いました。適宜マスキングが必要になってきますが、殆ど直線でのマスクなのて、それほど苦労しないでしょう。カーブでのマスクが必要な部分には、マスキングゾルを使って手抜きしてます。
前足の上面がノッペリしてますが、モールドをうまく掘る自信が無いのでそのままにしました(笑)。
横から見ると、前足が短い印象を受けますね。
ヤマトでやった「ヒルマ汚し」をしようかと思いましたが、交差しているモールドが多いので、処理を考えるのが面倒臭くなってやめてしまいました。
後ろから。胴体後部の処理の甘さが目立ってしまいました。破損をリカバーしていたら、何だか形状もダルダルに…。
各パーツの合いはかなり良く、一体感があります。
アンテナを一本紛失してしまい、慌ててランナータグから削り出しました…。何とか誤魔化せていると思います。メタリックカラーが良いアクセントになりました。
下面のモールドも適度で、なかなかの精密感。ここに赤いパーツを配置するセンスが非凡だと思います。
上面は割とアッサリしていますが、パネルラインに応じてグラデーションをかけると、意外に密度感が増し、小スケールを感じさせません。
ファーストは艦船が充実していますが、その後のラインナップはZのアーガマ程度になってしまい、寂しい限り。EXモデル辺りも良いのですが、値段が…(笑)。気が向いたら、今度はガウとかミデアとかに手を出そうと思います。