これは凄い!
目を疑いました。現在放映中の「仮面ライダーフォーゼ」に登場する、仮面ライダーメテオを主役に据えた劇場版が、フォーゼ主役編と共に二本立てで公開されるとの事。ちらほらと内容の詳細が出て来ており、既に周知の事と思いますが、あまりにもメテオと組むライダーがシブすぎるセレクトなので、思わず記事にしてしまいました。
私を含む一部のファンにとって、これは超期待の映画ですよ!
これまで判明した、ストーリーの大まかな流れは、以下の通り。
メテオ=朔田流星がタチバナの指令を受け、天高のゾディアーツの一件とは別の事件を解決する事に。それは、「仮面ライダーW」に登場した財団Xが企んでいる「BDN計画」の阻止。「BDN計画」とは、月の裏側に建設された巨大な時空破断システムにより、東アジア一帯を時空の裂け目に送り込むという驚愕の内容。そして流星は、財団Xの創設期を知ると言われる「風祭真」なる人物と、時空破断システムの中枢に関する情報を持つという、「帯刀龍三郎」なる財界の巨人を探す事になります。さらに、執拗に流星をマークする「クラヤミ」のコードネームを持つ男の正体は!?
ある程度ディープな特撮ファン、ライダーファンなら、ここまでのあらすじで震えが来ると思います(笑)。
なんと驚くべき事に、財団Xの祖は、「真・仮面ライダー」の「財団」だったという事が判明。そして、「時空破断システム」、「BDN」、「クラヤミ」という「ZX」由来のキーワード!
当然、「風祭真」は仮面ライダーシンその人。遂に「序章」と題されたオリジナル以来の、石川真さんが演ずる「その後の風祭真」を拝める時が来たわけです。既に発表されている通り、シンは「レベルGAEA=Generated Absolute Expanded Ability」と呼ばれる状態に進化し、その体表を観念生成したエクソスケルトンで覆う事により、真の「Masked Rider」となるという、「真」のリアルタイム視聴者には鳥肌モノの展開が待っています。「GAEA」とは、勿論石ノ森先生の構想にあった、シンの進化形であるライダーの名称「ガイア」。もうこの情報だけで興奮必至ですね。私は、「真」が今年で丁度20周年という事で、息子であるミュータントベビーに何らかの仕掛けがあるのではないかと睨んでいます。
そして、長年の特撮ファンならばニヤリとする「帯刀龍三郎」の名!
これは、「特捜ロボ ジャンパーソン」に登場する悪のボスキャラの一人であり、村雨良=ZXを演じた菅田俊さんの傑作キャラクター。しかも、「ジャンパーソン」における「変身後」である「ビルゴルディ」の名が、この映画でも登場するらしい。勿論、この映画のタイトルにある通り、村雨良=ZXも登場。果たして帯刀と良の二役なのか、それとも同一人物なのか。更に、これまで特番のみで描かれたZXの特殊能力が、存分に描写されるようなので、こちらにも超期待です。ZXキックは勿論、マイクロチェーンや衝撃集中爆弾、十字手裏剣といった、ZXならではの特殊装備がどう生かされるのか楽しみですね。
で、映画のタイトルにある「大作戦」が示す通り、忍者ライダーの異名を持つZX、ESPに長けるシン、指令を受けて動くメテオという3人が揃う事で、文字通りのスパイアクションが展開されるとあって、「スパイ大作戦」ファンである私は、もう嬉しくて仕方ないわけでして。これって、スパイアクションのエッセンスを取り入れている「ゴーバスターズ」を意識した「仕掛」なのではないでしょうか。
フォーゼが仮面ライダー40周年記念作品であり、ZXが30周年、シンが20周年というアニバーサリー・イヤーである2012年。この組み合わせは正に奇跡的ですよね!
ライダー俳優随一の凄味を持つ菅田さんが、今だからこそ演じられる村雨良を。そして、ライダー随一の異色作である「真」を経て、ウルトラ随一の異色キャラクターであるヒカリ(人間体)を演じた石川さんが、今魅せる風祭真を。奇跡の瞬間を見逃すな!
4月1日、公式サイトオープン!
4月1日、公式サイトオープン!
大事な事なので、二回申し上げました!