たまには、最新のプラモも作らないと。
キッズ層開拓を企図した割には、由緒正しきガンダムを意識し過ぎていたり、なかなか独自性を示せずに弾け切らない本編。物議を醸していますが、とりあえず某作のように「ああ、ダメだこりゃ」とは思わないクォリティではあるので、毎週ちゃんと見ているわけですが。
さて、HGのラインでリリースされたこのキット。HGらしく、可動域の広さは素晴らしい水準。色分けも簡単で、概ね組み立ててシールを貼れば、劇中のガンダムを再現できます。
今回は、グラデーションをキツめに、明度アップ、彩度ダウンとやらにしてみました。
HGとはいえ、色分けは完璧ではなく、黄色い襟の部分の内側はグレーに彩色する必要があるし、手首の可動部状のモールドも、グレーに彩色しなければ、設定通りになりません。いずれも些細な点なので、無視しても問題ないでしょう。
膝の黒い部分は、シールとなっており、塗り分けが非常に面倒な部分なので、シールで妥協してます(笑)。グリーンのカメラ類もシール。ただし、目と額、胸のグリーン部分はシールだとかなり厳しいので、塗装としました。
今回、黒サーフェイサーを全てのパーツに吹いた後、いつものベースホワイトを吹く手順を省略して、そのまま各色を吹いています。各色にはホワイトを混ぜて、明度アップ・彩度ダウンに。
この度のAGE-1は、バックパックが特徴的。この分かりやすいデザインは好きですねぇ。
頭部。額は塗装が大変難しい部分。メタリックグリーンを適当に面相筆で塗った後、エナメルの黒で周囲を整えました。なお、パーツは前後分割で、後ハメ加工は非常に困難な構造になっています。
胸部の特徴的な構造。グリーンの部分は、両胸ダクトのフィンのパーツと一体になっていて(つまり黄色いパーツ)、塗り分けは物凄く楽です。これは凄い。ダクトのフィンは薄く成形されていて、精密感があります。
このキット、袖の部分を90度回して差し替える事で、シールドを側面に装着出来るようになっているのですが、誤って袖を接着してしまったので、やむを得ずコの字型パーツを急場作りし、対応しました。袖の向きとしては、設定通りになったかと。
かなり大胆なポーズも沢山とれるようになっていて、ビームサーベル等を構えると非常にカッコいいのですが、ポーズをとらせると、どんどん塗装が剥がれていくので、ポージングのレビューは他のサイト様にお任せいたします(笑)。