SirMilesのマニアックな日々

トランスフォーマー・マスターピース MP-9 ロディマスコンボイ その4

 ロディマスコンボイ・ビークルモードの紹介です。

 当時のトイでも、ビークルモードの再現度は高く、アニメ本編とほぼ変わらないイメージでした。その分、ロボットモードに皺寄せが…(笑)。

 マスターピース版では、スタイリング、カラーリング共にアニメイメージを再現。全体的に、旧トイをそのまま大型化したかのような「大味な感じ」がありますが、「単にデカいビークルモード」も、なかなかの趣があり、迫力満点です。

 モチーフとなる実車がないので、ヘンにディテールを施すと既存のイメージを壊す可能性があり、このツルっとした感じは正解ではないでしょうか。

 では、ロディマスコンボイ・ビークルモードへのトランスフォーム過程を追っていきます。

  1. MPロディマスコンボイ その1
  2. MPロディマスコンボイ その2
  3. MPロディマスコンボイ その3
  4. MPロディマスコンボイ その4
  5. MPロディマスコンボイ その5

 ホットロディマス・ビークルモードからトランスフォーム開始。

 まず、キャノピーを目一杯開きます。

 後部カバーを外します。

 外した後部カバーを180度回転させます。

 後部カバーをZ字状に畳み込みます。

 後部カバーのアームを写真のようにスライドします。このスライド、基部の黒いパーツの角度によっては、非常に固くなるので注意。アームスライド後は、黒い基部を完全に起こすようにします。

 黒い基部を完全に起こしておくと、カバーをカチっとジョイント出来ます。これでカバー部が固定されます。

 エキゾーストパイプを、ロボットモードの位置に回転させます。

 もう一つのエキゾーストパイプも、回転させてタイヤが露出するようにします。

 続いてコンテナの変形。

 何と、コンテナの下部には、ビークルモードのキャブ部分のカバーが収納されています。

 カバーを展開すると、この状態に。この機構には賛否あるようですが、ホットロディマスとの両立という面を考えると、タイヤの大きさ、ボディの形状共にベストの選択は「ホットロディマスを前後逆にして合体させる」事。「ホットロディマスがキャブとして合体する」という醍醐味は薄れますが、プロポーション確保の為には良い方法だと思いますよ。

 カバーをバカっと開いて、本体を合体させます。ウィングとコンテナ部のスリットのクリアランスが狭く、ウィングに擦れが出来てしまうのが難点。私はもう気にしない事にしました(笑)。

 カバーを閉じ、本体の上からかぶせます。

 カバーをガチっとロックして、ビークルモード完成。

 マスターピース版では、ビークルモードが「キャンパートラック」という名称になりました。コンボイの「トレーラー」に倣った「フューチャートレーラー」や、その形状からの「キャンピングカー」といった、様々な呼称がありましたが、「キャンパートラック」はその両方を巧く取り入れた呼称ですね。

 リアビュー。本当にアッサリしています。ここはもうちょっとディテールが欲しかった部分。

 正面。機構が詰まっているという感じがして、充実しています。

 キャブ上部の形状に、やや不安定さを抱えているのが残念ですが、やっぱりロディマスコンボイのビークルモードはカッコいいですね。

 ビークルモードでのギミックは、キャノピーの開閉のみ。コクピットはかなりアッサリの表現になっています。

 というわけで、MPロディマスコンボイの紹介でした。

 再販改良版も欲しいところですが、私は自らの細工でかなり良くなったので、このままこの初回分を大事に持っておくことにします。

 では、どの部分を細工したかを、その5で紹介します。

  1. MPロディマスコンボイ その1
  2. MPロディマスコンボイ その2
  3. MPロディマスコンボイ その3
  4. MPロディマスコンボイ その4
  5. MPロディマスコンボイ その5

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