SirMilesのマニアックな日々

トランスフォーマー・マスターピース MP-9 ロディマスコンボイ その1

 発売から、かれこれ1年が経過してますが、何故今頃になって紹介するかというと、それはやはり「MP-10 コンボイ Ver.2.0」が発売されたからです(笑)。

 G1の二大司令官を並べられるんですから、改めてこのロディマスで遊んでやろうという考えです。

 このロディマスコンボイ、初回生産分を発売当初に入手しましたが、パーツ精度の問題が多々あって、遊びにくいことこの上ないアイテムだったのですが、色々とパーツ調整や改造をしてみた結果、割と遊びやすいアイテムに。少なくとも、MPメガトロンよりは格段に遊びやすくなりました。

 ロディマスコンボイの旧トイは、当時品や復刻版等も買いましたが、当時から言われているとおり、コンボイのトイに比べてかなり厳しい出来であり、このような「正にロディマス」といった完成品が手に入るのは、格別の喜びがあります。多少出来が悪くてもいいじゃない…といった感じです。正直。

 極端な事を言えば、腕のタイヤが後ろに付いていることだけで、もう嬉しい(笑)。

 そんな、トランスフォーマーファン待望の、そしてその期待をある程度落胆に変えてしまった「いわくつき」アイテムをご紹介します。

 ※9月再販版は、不具合がかなり改良されているらしいですよ。この記事のロディマスは、初回生産分です。

 まずはホットロディマスから。

 ホットロディマスの当時品(旧トイ)は、なかなかの完成度でしたが、やはりアニメのイメージとはやや異なるものでした。今回のMP版は、正にアニメから抜け出てきたかのようなイメージ。

  1. MPロディマスコンボイ その1
  2. MPロディマスコンボイ その2
  3. MPロディマスコンボイ その3
  4. MPロディマスコンボイ その4
  5. MPロディマスコンボイ その5

 いわゆるガワパーツや、ビークルモード用のパーツが背面にまわっていますが、巧くまとめられていて、なかなかスマートです。リアビューを見ると、旧トイのパーツ構成の練り直しになっている事が分かります。

 バストショット。ホットロディマスの若々しい表情が的確に造形されていて、好感が持てます。曲線主体となった2010のラインにより、無印とは一線を画すイメージになっています。オレンジ+あずき色というカラーリングも、当時はかなり衝撃的でした。

 フォトンレーザーα・βが付属。残念ながら、ポロリ確実な部分なので、掌側のダボ穴を瞬着でほんの少しだけ狭くしてあります。劇中では、あまり銃器のイメージがありませんので、旧トイのイメージ再現という意図だと思います。

 むしろ、両腕のエキゾーストパイプから発射する光弾の方が、印象的です。全体的に、可動範囲はそれ程大きくありませんが、このシーンが再現出来るのは嬉しいですねー。

 変形における関節設計の恩恵で、日本の剣道場における正座シーンを再現可能! 「ありがとう先生、おかげで心の迷いが晴れました」ですよ。なお、このシーンは作画ミスでロディマスコンボイの顔になっていましたが、一応シチュエーションに忠実に、ホットロディマスの顔で再現。

 前腕部を展開し、拳と接続部を入れ替える事が出来ます。拳をキッチリ収めるには、結構コツが要ります。四本指を開き気味にして、蓋を閉めるようにすると、キッチリ閉まるようです。

 別パーツのソウブレードを取り付けると、「ザ・ムービー」でのイカロボットを斬りまくったシーンを再現出来ます。

 ウェルディングトーチも取り付け可能。チャーをリペアする際に使っていましたね。

 オプティカルバイザーは頭部に内蔵されており、耳を回転させる事でせり出してきます。このオプティカルバイザー、部品の組み付け具合によってはすぐに落ちてくるので、より奥の方へ収納できるよう、頭部内部を削ったりして調整しました。

 ロディマス用の小ぶりなマトリクスが付属。初代MPコンボイや、MPコンボイVer.2に付属するものより、かなり小型。

 マトリクスは、胸部にセット出来ます。アニメ本編では、マトリクスの収納方法が話によってバラバラなので、特に正解はありません。そつなくまとまっていて、良いのではないでしょうか。

 その2では、ロディマスコンボイを紹介します。

  1. MPロディマスコンボイ その1
  2. MPロディマスコンボイ その2
  3. MPロディマスコンボイ その3
  4. MPロディマスコンボイ その4
  5. MPロディマスコンボイ その5

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