SirMilesのマニアックな日々

アオシマ アニメスケール 1/460 無敵超人 ザンボット3

 トライダーG7に続いて製作したのは、同じアオシマから同時期にリリースされた「ザンボット3」です。

 トライダーG7のキットは、可動部の設計が妙な事以外は、プロポーションも良い傑作キットでしたが、このザンボット3のキットは、プロポーションがあまり良いとは言えない代物。とりあえず、トライダーと同じ方法で組み立ててみましたが…。

 結果はご覧のとおり(笑)。

 これをまあまあと見るか、すこぶる悪いと見るか…。

 このキット、一見して腕(肘)が短く、太腿が長すぎます。しかし、方針としてキットのパーツをそのまま使うと決めている(要するに面倒)ので、アルミ線接続でなるべく誤魔化してみようと試みました。

 キット素組みでは、脚部は完全直立になるので、ハの字立ちになるよう、腰のクリアランスを調整。頭部が乗る部分は、一段削って顎を引いて見えるように。腕も付く位置を変えましたが、これはほぼ失敗(笑)。

 カラーリングは、赤、黄がガンダムカラー、青はブルーFS15050、白の部分は明灰白色、フェイス部のグレーはエアクラフトグレーとしました。下地はいつものようにつや消し黒からのベースホワイトによるグラデーション。

 ちなみにこのキット、パーツが全くと言っていい程合わず、削って削って削りまくりました。

 頭部は、トライダーと同様、筆塗りにしました。モールドが甘かったのですが、塗るとそれほど気にならない感じ。

 上半身は結構良い形状で、ザンボットの特徴的な裃状のスタイルをカッコよく再現しています。胸の黄色いウイングは、ちょっと上に付くよう修正しています。

 しかし、腕の短さは如何ともし難いなぁ…。手は、トライダーと同じWAVE製「F-HAND(丸)」を使用。もう少し外側へ配置すべきだった気もします。なお、背中のウイングは若干広がるように角度を調整しました。

 上から。このアングルだとカッコいいな(笑)。

 リアビュー。バックパックは素組みでは謎な付き方をするので、イメージ重視で調整しました。

 インストの完成写真を見て頂くと、どんな感じで変わったのか、また、どの部分を変えられなかったのか、お分かり頂けると思います。当然、足のウイングの謎ギミックはオミットしましたよ。

 一応、当時アニメスケールの箱を見て夢想した完成品には近づいたかな、と。各パーツの再現度は結構高いのですが、残念ながらバランスが悪いキットでしたねぇ。

 次はダイターン3に着手します。このザンボットよりは、プロポーションが良い感じなので、それほど苦戦しない予感?

※追記:腕の位置をちょっと下に付け直しました。すると、結構マシなプロポーションに! ちょっと目的達成な感じで、嬉しいです(笑)。

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