トライダーG7、それは私にとっては永遠の憧れ…。
リアルタイムで一番最初に意識したスーパーロボットであり、当時発売されたクローバー製のトイを、いくつか買ってもらった記憶があります。
作品自体は、ガンダムの後番組として制作されたものでした。今でこそガンダムは超ヒット作品ですが、当時としては商業的に失敗作であり、後番組である本作には、商業的成功こそが大命題であったものと推測されます。
よって、作品内容は明朗快活。そして主役ロボであるトライダーG7自体も、文字通り地球最強のロボットとされました。
しかしながら、作品自体はコミカルでありながら、生活描写が異様なまでに凝ったものとなっており、有名な公園からのアナウンス付き発進シーンや、トライダーの運営自体が商売として扱われているなど、妙にリアルなテイストに溢れていました。
正に、後の勇者シリーズやエルドランシリーズの原型であり、ある意味サンライズの良心とも言えるアニメでした。
さて、キットは当時萌芽しつつあったガンプラブームに乗って、アオシマより発売されたもので、いわゆる300円の箱スケール。
アオシマと言えば、発想が奇抜で楽しい「合体シリーズ」が有名ですが、実は当時のガンプラ(というよりバンダイ「ベストメカコレクション」)のフォーマットに近い、アニメスケールなるシリーズも展開しており、このトライダーは初期アニメスケールの中でも、プロポーションの良い傑作キットと評価されています。
武器らしい武器が付属せず、内蔵武器であるトライダーミサイルとトライダーカッターが腰に付いているという仕様。その為、やや物足りない印象も。また、やや摩訶不思議な関節設計ということもあって、カッコいいポーズも付け難いものとなってます。
今回、数年前に入手して適当に組み立てていた当キットを、バラして組み立てなおしました。
こんな感じで、割とカッコ良く仕上がりましたよ。
組立て直すにあたり、元々可動に向かないデザインである事も鑑みて、ほぼ固定ポーズに限定する方針としました。
少し前より話題になっている「岡プロ」の手法を一部参考にさせて頂き、パーツごとに組み上げて関節の機構を全てオミットし、アルミ線で接続しています。これにより、キットのパーツの形状を変えることなく、パーツの位置によってプロポーションを良く「見せる」事が出来るというものです。
実は、このアルミ線接続は初めての試みだったので、かなり恐る恐る取り掛かりましたが、何とか形になって一安心です。
カラーリングは、赤、黄、白がガンダムカラー、青はブルーFS15050、グレーはエアクラフトグレー、フェイス部はダックエッググリーンとしています。フェイス部は、敢えて当時の色指定に従いました。下地はいつものようにつや消し黒からのベースホワイトによるグラデーションです。
頭部はマスキングが面倒だったので、白と黄以外は筆塗りで仕上げています。つや消しクリアーを砂吹きしてアラを消しています(笑)。当時のキットは安全基準が緩いので、角は突き刺さる程尖っていますよ。なかなかのハンサム顔です。
手首は、WAVE製「F-HAND(丸)」を使用。私、このパーツは可動指を実現するものと思っていましたが、どうやらこれは、表情を決めて固定するもののようですね。「カッコいい開き手」を目指してみましたが…。なお、足首の丸パーツはコトブキヤのパーツを使用しました。
首の基部は、頭部の角度によって顎を引いているように見えるよう、一段低くしてあります。特徴的な胸のシンボルは一度適当に黄色で塗り、後からエナメルの黒で整えています。
リアビュー。足首の後ろ側は、スコープドッグの余りパーツでカバーしました。ちょっと違和感が…。
上から。
関節はアルミ線接続なので、曲げてやると、ある程度ポーズ変更が可能です。足を踏ん張った感じに変更してみました。
某ショップで、アオシマプラモを安価で大放出していましたので、早速、ザンボット、ダイターン、イデオンをGETしました。次はザンボットに挑戦してみようと思います。プロポーションはトライダーより随分悪いので、どうなることやら…。