幻影宇宙人 シャマー星人

 太陽光を反射・増幅し、その強力な光を地球に浴びせることで地球から夜をなくした宇宙人。夜を奪うことで地球を支配下に置こうと企む。

 しかし、夜をなくした真の理由は、シャマー星人が活動する上で光が必要だったからである。しかも、シャマー星人は10センチ大のサイズでしかないため、巨大な虚像や人間体の姿を投影する必要があった。その虚像は、暗い場所では無効となり、10センチ大の実体を隠せないのだ。

 虚像とは言え、その指先からはウルトラマンマックスを撃墜するほど強力な光弾を発射する機能を持つ。

 人間体(勿論これも虚像)でベース・タイタンに現れた際は、「シャマー星人」と書かれた名刺を差し出すなど、他人を小馬鹿にした言動で翻弄した。(演:佐藤正宏)

 第18話 アカルイセカイに登場。

チェックポイント!

 演じる佐藤正宏氏は、「WAHAHA本舗」の座長。「明るいがずうずうしい」という、特徴的で難しい演技が要求されるこのキャラクターを、実に楽しそうに演じている。さすがは「WAHAHA本舗」といったところだろう。

 ところで、このテのキャラクターで、シリーズ中最も強烈なのは、やはり「ウルトラマンダイナ」第13話「怪獣工場」と第30話「侵略の脚本」に登場したミジー星人であろう。ミジー星人はファンにも制作サイドにも人気があり、OV版ダイナでも登場を果たした。